腰紐の締め加減
おはようございます!
きもの着付けさくら 講師の藤田梨香です。
先日お空に見つけた彩雲。
昔から瑞相と呼ばれていて、良いことが起きる前兆と言われているものです^_^
私が見たのはひとつでしたが、この日は3つも彩雲が見られたそうですよ。
どなたか見れた方いらっしゃいますか?!
さて、
ご存知の方には当たり前過ぎるお話かもしれませんが。。。
着物を着るのには紐が必要ですよね。
中でも一番大切な紐。。。
それは
腰紐です!
腰紐は締めて感じの良いところに。
きつ過ぎず、ゆる過ぎず、と言うところでしょうか。
結び方も、山野流では
『藤結び』または『片花結び』でしっかりと結ぶように指導します。
着崩れの大きな原因のひとつは、この腰紐の締め方が足りないこと。
そのために、裾が落ちてきてどうしようもない。。。
という事になります。
この腰紐。
しっかり締めるためにはいくつかのコツがあります!
結び目を前に持ってくるために紐の中心を前から当てて、背中心で交差します。
交差した時にまずグッと締める。
(もっと詳しく言えば、この時の締め方にも、コツがあります)
そして紐を前に持ってきて、結ぶ。
腰紐ひとつでも位置、締め方、結ぶ場所、結んだ後の紐の掛け方などなど
ここに書ききれないこと、お伝えしたいことが沢山あります。
こういった細かいところが、実は大切なのですがyoutubeや本などでは、
「腰紐をしっかり結びます。」
としか言ってくれないですよね。
このような細かな部分もまたご紹介しますねー(^^)