色留袖と訪問着の違い
おはようございます。
きもの着付けさくら 講師の藤田梨香です。
秋の三連休、皆様いかがお過ごしでしたか?
長崎は『おくんち』というお祭りが三日間開催され賑わいました。
毎年10月の7.8.9日三日間、市内中心部はどこへ行っても三味線と笛の音が聞こえてきます♪
子ども達の楽しみはこれ↓
屋台が沢山(^^)
通りの向こうまでぜーんぶ人人人!
今年は連休に重なったこともあって、更に人出も多かったのではないでしょうか。
おくんちの踊町の皆様、関係者の方々三日間本当にお疲れ様でした!
さてそんな中、私はおくんち関係者のお客様、結婚式参列の方の着付け。
熊本へ出張などなど、バタバタの三日間でした。
写真を撮れたのはお一人(^^)
ご親族の結婚式へご参列。
お着物は色留袖です。
色留袖と訪問着の違いは?
と聞かれて一番わかりやすいのは、上半身に柄がなく、あるのは家紋のみ→色留袖。
胸元から袖へも柄があり、裾にも柄があるのが訪問着。
(訪問着と付け下げの違いはまたの機会に)
留袖ですので、重ね衿は白を持ってくるのがお決まりですが、一つ紋、又は三つ紋の場合最近は訪問着のように色衿を入れられる方も少なくありません。
その場合もあまり強い色ではなく、淡い色をオススメします!
グリーンが効いてとてもステキですよね。
色留袖は紋の数も大切。
五つ紋の黒留袖は第一礼装と言って、ミセスの方が着る一番格の高いお着物です。
結婚式の時に親族の方が着られている黒いお着物ですね。
お母様や仲人さんは、通常ホテルでのお式の場合この黒留袖を着られる方がほとんどです。ただ、結婚式の形態も今は様々ですので、場合のよっては色留袖でも間違いではありません。ただ両家のお母様どちらかに揃えられた方が良いとは思います。
色留袖は五つ紋の場合、黒留袖と同格。
三つ紋、一つ紋の場合準礼装ということになります。
では五つ紋が良いのかと言うとそう単純な話でもなく、逆にご友人の結婚式等へゲストとして参列する場合には、格が高すぎて失礼にあたる(^^;
というように着物の場合
大は小を兼ねる
的な発想が難しいところもありますので、着る用途によってご検討くださいね。
格、第一礼装、紋の数???
?の多い着物の世界。
私もまだまだ知らない事が沢山!
日々勉強です(^^)
格の違い、着物の種類、用途などもどうぞ遠慮なくおたずねください(^^)
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