着物は右前?左が前??

着物は右前?左が前??

 

 

私、お恥ずかしながら
実はずーーーーっと不思議に思っていたことがありました

「着物は右前!懐に右手が入るように着ますよ」
と説明して実際にそうして着ているわけですが
どこか心の中で
『右前』というコトバを聞くたびにいつもどこか
着物は左が前に出てるけど??
なぜ右前というのかしらん
とずっと不思議に思っていました。。。

過去に先生に尋ねてみたり
調べてみたりしたこともありますが
スッキリとした答えがみつからないまま
ずるずるとここまで来てしまっていたのですが ・・・

やっと答えを見つけることができました

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呉服店が教えてくれない
本にも書かれていない
「着物のあれこれ」
という小冊子

美しい着物文化を伝える会事務局
岩手県にある㈱織絵屋の松山和年さん
という方が発行されたものです

このなかに
自分から見て、右が手前側になるから『右前』
ちなみに男性も着物は『右前』に着ます
(洋服の場合は男女で違いますよね)
そして『左前』に着るのは死に装束の場合のみ
なぜこうなったのかというのはいくつかの説があるようですが
歴史や陰陽説とも深くかかわっているようで
調べてみるととっても興味深いものでした

着物は左が格上(かくうえ)というけれど
それはなぜか?
単純に左の胸に柄があるからというだけではない
奥の深ーーーい理由があるのだそうです
その全てを説明すると歴史の時間になってしまうので
省かざるを得ませんが
まだまだ本当に知らないことばかりです

皆さまも
そんな些細なギモン
お持ちではありませんか?

大好きな着物のこと
ひとつひとつ調べてみるのも
面白いですよ~

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