七五三のお客様へ


おはようございます。

きもの着付けさくら  講師の藤田梨香です。

 

 

七五三の時期が近くなり、着付けのお問合せやご予約も少しづつ頂いております。

その中で、お宮参りに使用されたお着物を使用される場合のお直し箇所と注意点について書いておきますので、参考までに。

 

 

子どもさんのお着物は、購入された時の状態のものをそのまま着るのではなく、基本的に肩揚げ、腰揚げという作業

(サイズの長いものを予め縫っておく)

 

が必要なことは先日もお伝えしました。

 

 

 

これは単に、サイズを合わせるというだけではなく、まだまだこれから成長しますよという証のようなものでもあります。

 

そして更に、お宮参りの着物を使用する場合、プラス3か所のお直しが必要 になります。

 

 

まず一つはここ↓↓↓

 

 

長襦袢のお袖に赤いお袖がついていると思いますので、糸を解いてこれを取り外します。

 

 

 

↑外したものがこちら
(男の子な場合は、ブルーですね)

 

 

それから、袖に丸みをつけること。

 

最初、お袖口の下は開いている状態、形も角のある四角いお袖になっています

 

これをお直しして

↓↓↓

 

 

角に丸みをつけ

そして、そで口の下も綴じます。

 

 

これでお袖の部分はOKです。 

長襦袢の衿に、半衿を縫い付けることもお忘れなく。。。

 

 

それともうひとつは

 

胸の付け紐の位置も確認してください。

 

着物を着た時に、紐が帯の位置よりも上に来て見えてしまうようでしたら、一旦外して付け替えが必要です。

キレイに飾り縫いはなくてよいので、巾広めの紐を縫いつけておきます。

 

 

今回は、確認したところそのままで良さそうでした。

 

 

 

 

本来は、お宮参りのお着物を七五三に使用する場合、全体のおし立て直しが必要です。

でも、こうしてそのまま着られる方も多いのでご参考までにお伝えしました。

 

 

3才女の子は、上から被布を着るので縫い方などあまり細かいところは気にしなくても大丈夫!!

 

お裁縫は苦手ー!

 

という方でなければ、ご自分でも縫えないことはない!ですよ^_^

 

 

ご不明な点はいつでもおたずねくださいませ^_^

http://kimonosakura-n.com/shuttyou-kituke/

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