2024西日本地区コンテスト大会
去る8月24日福岡市で「2024山野流西日本地区コンテスト大会」が開催されました。
当教室より、今年は3名の生徒様が「小紋一重太鼓の部」に出場され
この日に向けて、それぞれの方がそれぞれに日々練習、復習を重ねてこられました。
コロナ以降、昨年から地区ごとの大会が復活し、2023年は地区大会で1名、全国大会でも1名の
受賞者が誕生しました。
今年も期待も持ちつつ、ただ入賞することだけが目的ではないと思い、大会の1ヶ月前
其々に目標をたずねてみました。
Aさん「もちろん優勝です!」
Bさん「最低でも入賞はしたい!」
Cさん「ちゃんと着付が全うできれば上出来かと思います!」
とのお言葉を個別にお伺いし、その方の目標に添ったサポートをと努めて参りました。
「小紋一重太鼓の部」
の競技は、15分間で自分で着物の着付けから名古屋帯での一重太鼓の帯結びまでを
鏡を見ずに行い、時間内に収まることはもちろんのこと、仕上がりの美しさプラス「髪・顔・装い」
のトータル審査も含まれます。
この部門は、どなたでも出場できますが、コンテストの練習を重ねるうちに、着付が早くなり
結果15分で鏡なしでもどこででも着物が着られるという特技?!が身に付きます。
そして、美しい着付を追求するうちに、自然と着付けの理論が理解できていきます。
腰ひもの高さとお端折りの長さの関係
衽付け線が縦一線に繋がるために必要なこと
衿元の安定させる紐の位置
など
理解できれば、他装にも役立つことばかりです。
今年は西日本地区から11名の選手の中で、結果、残念ながら今年は入賞ならずでしたが
3名の方がそれぞれに目標を持ち努力されるお姿は本当に美しく、尊敬の気持ちが生まれるほど。
私は3名の生徒様に沢山の幸せと感動をいただきました。
年齢公表はいたしませんが、皆さん私と同じかお若い同世代の主婦の方ばかり。。。
お家のこと、子どもさんの送迎、仕事、買い物、日々忙しいことはどなたも同じかと。
そのような中で、自分で自分へのチャレンジを決め、頑張られるお姿は
指導する側の私から見ていても、大変刺激を受け、また頼もしくも思いましたし
お母さんが一人の人間として、好きなことに向かいチャレンジする姿勢は
このことがまた、ご家族にとって(特に子供さんに)良い影響を与えることに繋がるのではないかと
考えております。
書きたいことは山のようにありますが、このあたりで。。。
今年の夏も熱かった!!!
熱い夏を本当にありがとうございました。
3名の皆さん、本当におつかれさまでした!!
ちなみに、このコンテストはどなたでも出場可能です。
10月には東京で全国大会が、
また来年も2025西日本地区大会が開催される予定ですので、ぜひ興味のある方は
チャレンジされてみませんか。
お待ちしております。