単衣の着物には居敷当て
5月ですが暑くてすでに単衣(ひとえ)を着ました
単衣の着物には
・透けの防止
・補強の意味
から私は必ず『居敷あて』をつけて仕立ててもらっています
こだわりは
脇から脇まで
長さも裾線ギリギリまで
生地に負担のかかる部分をしっかりカバーしてくれますので着物が長持ちします
写真は黄色の点線部分
後ろは腰下ぜんぶカバーするようにつけています
浴衣の裏を見てみてください
居敷当てがついていますか?
もしかしたら共布といつて、同じ生地のものがついているかもしれません。
余りがあればそれがベストです。
私は身長が高いので、反物が余ることはほぼありません。
なのでいつもこの白い生地をつけていただいています。
サラシでも良いのですが、表地に響かないものがベストですので、この少しポリの入ったサラッとした生地がちょうどいいんです。
さくらは
お仕立ても承ります
着る人にしかわからないようなちょっとしたお仕立てのアドバイスもできますよ
※単衣 ヒトエ
裏のついていない1枚仕立ての着物、夏の前後に着用します