七五三 五歳の男の子

昨日のお客様です。

五歳の男の子のお着物は、ご親族様が歴代着て来られたもの。大切に保管されていた様子で、とてもステキなお着物でした。

次の世代へも引き継ぐ事ができそうですねとお話しました。

着物の素晴らしさは、こんなにも長く長く着る事ができること。

そして、着物と共に、思い出や想い、言葉ではない大切なものが詰まっていて

着物を通して贈ること贈られることができることではないかと思います。

私はレンタル肯定派ですので、どちらにも良さはあり、どちらが良いとか悪いとかそのようなお話ではございません。

ただ、私も、祖母の着物をひっぱり出して来た時によみがえる香り、祖母の感覚、なんとも言えないそういうものまでを感じる着物って素晴らしいなぁと思うのです。

ご実家に眠っているお着物がありましたら、大切にいたしましょうね。

まずは状態の確認。着れるか着れないか。残すか残さないか。仕分けて手をかけるものには手をかける。

という、ムダなく思い出は残すという作業をお手伝いします。

一人では、いつかいつかと思っていてもなかなか進みませんものね。

秋は着物のお手入れにもぴったりの季節です!

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